Chocolateyを使ってWindowsでパッケージ管理する話

yumやapt-getやHomebrewって便利ですよね。
Windowsにもないのかな?と思っていたところ、「Chocolatey」というものがあるとのこと。

Chocolatey - The package manager for Windows

せっかくWindowsを使っているので使ってみたいと思います。

まずはインストールから。
トップページで「Install Chocolatey Now」ボタンを押すと、インストール方法のページに飛びます。

cmd用、PowerShell用にコマンドが用意されているので、
好みに応じて管理者権限で実行します。

cmd

@"%SystemRoot%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe" -NoProfile -InputFormat None -ExecutionPolicy Bypass -Command "iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET "PATH=%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%\chocolatey\bin"

PowerShell

Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))


いいねはPowerShellでやってみました。

f:id:iine_programming:20190820193352p:plain
f:id:iine_programming:20190820194017p:plain
若干PoweShell設定ファイルがないよと警告されていますが、どうやら無事インストールできたみたいです。


では次にお試しでPythonをインストールしてみます。

Chocolateyを使ったインストールは、

choco install パッケージ名

と書くだけ。おてがるですね。

f:id:iine_programming:20190820194245p:plain

Pythonのインストールがあっという間に終わりました。
2019/08/20現在ではpythonパッケージで3.7.4がインストールされるようです。
また、apt-get や yumと同じく、-yオプションをつけることでy/nをスキップできます。

Chocolateyでインストールしたパッケージは、

choco list -l

で確認することができます。

f:id:iine_programming:20190820194524p:plain

Windowsでもhomebrewやyumのようにパッケージ管理ができるので便利ですね!
依存関係も同様に解決してくれるそうです。

使い方の案として、Chocolateyのインストールコマンドと必要なパッケージのインストールコマンドを用意しておけば、環境構築のときにそれだけ実行して完了!とかできるかも。
今回は導入もかねてPythonだけ入れてみましたが、これからパッケージはこれを使って管理していこうかな~。

またね~。